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Le 31 JAN. 新着!日本のガレット&フェヴ情報

shigekoさんが、日本のガレットとフェヴの写真を送ってくれました!(詳しくはBBS1月31日の書き込みをご覧下さい。)  
それにしても美味しそう。このお店のガレットは、フランスで売っている一般的なものに比べるとかなり分厚い気がします。フランス製の粉と発酵バターを使ったこだわりの一品らしいです。
フェヴがまた可愛いではないですか。お店のHPを見てみると、他のフェヴもコレクター心をくすぐるくすぐる。私は見たことのないものばかり。それが、フランスからの輸入品・・・と聞くと、何だかちょっと悔しいような。
ガレット・デ・ロワの受け付けは終わったそうですが、他の焼き菓子もずいぶんと美味しそう。地方発送もしてくれるそうです。「店主のつぶやき」のページを読むと、粉、バター、アーモンドパウダーなど、材料に対する店主のこだわりが伝わってきます。ガレットとフェヴの写真もあり!
「パティスリー稲垣」 http://www.ptinagaki.com/



Le 27 JAN. ニュートンさん

家の近くにあるお菓子屋さん「クリスチャン・ルコック」は、わざわざメトロに乗って買いに来るほど有名ではないが、地元ではそこそこ知られた美味しいお菓子屋さんである。(というか、私の中ではそういうポジションになっている。)
さて、ここんちのガレットは、そこらへんのパン屋さんに比べるとランクがちょい上。フェブもご立派でした。入っていたのはニュートンさん。そう、あのりんごが落ちるのを見て万有引力を発見したという。
ニュートンさん、この髪型このブラウスってことは、足元は白タイツでしょうか。
それはさておき、フランスでは家族でガレットを食べる時に一番歳の小さい子供にテーブルの下に潜ってもらい、切り分けたガレットを順番に「これは誰に?」と尋ね、その子に決めてもらうという風習があるそう・・・とここまではよく聞く話だが、何年か前にフランス人の知人とその話をしていたら、彼女が「でね、そのときにあらかじめどこにフェブが入っているか確かめておいて、その一番小さい子供に当たるようにしてあげるのよ。」と言っていた。なるほど、その子も王冠をかぶり大喜び、その場もなごやか、大人達も満足。フランスらしいいい話だな、と思った記憶がある。さて、家の場合、下の息子はまだ一歳。来年あたりからやらせてみようかな、と思っている。しかし、我が家の頻度でガレットを食べていたら、いくら2歳児といえど、毎回毎回自分にフェヴが当たるのはおかしい、と途中で気付いたりしないだろうか。何度目で気づくか、もしくは、何歳になったら気付くか、と実験してみるのもまた面白そうですが。
CHRISTIAN LECOQ 120, rue Saint Charles 75015 PARIS



Le 18 JAN. さらにお知らせ

BBS開設しました。何でも気軽に書き込んでくださいね。お待ちしています!BBS

ところで、このフェヴは、夫が職場から持ち帰ったもの。たぶん「子供に」とか何とか言って持ってきてくれたのだと思うが、実際喜んでいるのはもちろん私だけ。でも実をいうと、あんまり可愛くないんですけど・・・・。
斧をふり上げたいかつい親父です。



Le 14 JAN. お知らせ

お知らせです。子供達の絵ギャラリーを開設しました。まだまだ発展途上のページですが、良かったら覗いてみてください。 Galerie

さて、今回は、今年のフェヴではないのですが、今まで出てきたフェヴの中で一番がっかりしたものをご紹介。なんと、そうです。本物のフェヴ、そら豆です。これが出てきた時は「本気?」と思わず言ってしまいました。もともと乾燥そら豆をガレットの中に入れていたことからガレットの中に入れる陶器のミニチュアをフェヴと呼ぶらしいのですが、それにしても、入れますか?今どき。
ま、しかし、これもコレクションの一つ、ということで一応とってある私も私なんですが。



Le 13 JAN. ラデュレ

ラデュレにガレットを買いに行ったら、オレンジの輪切りをあしらったオレンジのガレットというのがあり、とても美味しそう。オレンジ・・・・。順番を待つ間さんざん悩むが、いざ自分の番になると、「アーモンドのガレット、二人用を下さい。」と言っていた。やっぱりアーモンド、まずはアーモンド。さて、いつものように2人用を三等分して3人で食べるが、うーんさすがの美味しさ。ペロリと食べてしまい、夫が少し残した分まで引き受けてしまった。あげくは「こんな事だったらオレンジの方も買っておけば良かったね。」などと言って夫と息子にあきれられる始末。
さて、中から出てきたのはグリーンのルリジュ−ズというお菓子のフェヴ。ルリジュ−ズというのはエクレアを変形させてさらにクリームでデコレ−ションしたヘビー版とでもいいましょうか。ラデュレのフェヴは毎回お菓子をかたどったもので、マカロンだったりガレットだったりしてどれも可愛いのだけれど、このルリジュ−ズはコロンとしてまた格別の可愛らしさでした。もう一回買ったらこれの色違いが出てくるのだろうか、はたまた別のお菓子・・・?大抵は何種類か作っているもの。オレンジのガレットも心残りだし・・・・・ぶつぶつぶつ・・・ 。
やっぱりもう一回買いに走る?       LADUREE 本店  16, Rue Royale 75008 PARIS



Le 11 JAN. 期待のガレット

先月の雑記帳でも紹介した17区にあるオーストリアとドイツのお菓子屋さん「LE STUBLI」。ここんちのガレットはアップルシナモン、グリオット(さくらんぼ)そしてオーソドックスなアーモンドクリームの3種。グリオット!よその店にはない品揃えに一瞬心を揺さぶられるが、「ガレット・デ・ロワはやっぱりアーモンドでしょう。」ということでアーモンドクリームのものを購入。渡された紙袋は白無地で、ちょっと期待はずれ。でも二つ折りの、携帯に便利そうなカレンダーをくれました。出てきたフェヴは、羊をしょった男の子(どう考えても羊飼い・・・・よね?)。後ろ姿がまた可愛い。しょってるしょってる。
さてさて、このお店のガレットを買うのは初めて。期待に胸を膨らませ家に帰ったのですが・・・。いえいえ、美味しくないと言っているのではありません。パイ生地はサクサク、アーモンドクリームには荒く潰したアーモンドがゴロゴロと入っていてさらに期待!だったのですが・・・中のアーモンドクリームが・・・クリームが・・・うっうっ(泣くな泣くな)。アーモンドの香料で香り付けがしてあり、がっかり。そう、あの杏仁豆腐にも入っているアーモンドエッセンス、私は実はあれが大の苦手。だからあの香料が好きな人にとってはとても美味しいガレットだと思います。うーん、それにしても残念。

「LE STUBLI」
11 Rue Poncelet 75017 PARIS



Le 08 JAN. TGV

パリに数店舗あるLE MOULE A GATEAU(ル・ムール・ア・ガトー)というお菓子屋さんが家の近くにもある。ここんちのフェヴはちょっと異色。フランスの新幹線、TGVのレリーフだった。
ところで、ガレットの買い方ですが、家では3人で食べる時には2人用を購入。2人用といっても、4つに切っても十分すぎる大きさ。友人や子供達を招いておやつ、なんて時には人数マイナス2人分くらいの大きさが丁度いい。大きいのを買って「こんなに余っちゃったよ。」これはいけません。小さくても大きくても入っているフェヴはひとつ。さっさと食べきって新たなる購買意欲に燃える。これですね。
それにしてもこのお菓子、3日に1度の割合で食べても飽きがこない。これって私だけですか?



Le 06 JAN. エピファニー

今日1月6日はエピファニー。公現祭というカトリックの祭日らしい。東方の三博士がイエスの誕生のお祝いに駆けつけた日だそうで、本来はこの日にガレットを食べてお祝いをするらしい。しかし1月の最初の日曜日にお祝いするというところも多く。ま、いずれにしても私にはあまり関係ないことである。何せ、1月中(すでに12月から)しょっちゅう食べているのだから。ほっほっほ。
さて、このフェヴはこれまた近所のパン屋さんで夫が買ってきたガレットのものである。(近所のパン屋さんといっても歩いて5分以内に行けるお店をざっと数えただけでも10軒以上あるのですが。)
ガレットの入っている袋には三博士。博士というよりは、甥っ子の誕生を祝う三叔父というような満面の笑顔がなかなか可愛い。このガレットの入っている紙袋というのが、オリジナルあり、既製品ありだがそれぞれ店によって個性があって面白い。実はフェヴの写真は全てそのお店の袋の上に置いて撮っているのだが、お気付きでしょうか?(袋が無地の場合はこれまた必ずついてくる紙の王冠と一緒に撮ってます。)
フェヴは、写真では分かりづらいのだが、杖と剣を持って馬に乗っている騎士?のように見えるのだが、持っているのが本当に杖と剣なのかも実は不明。髪が長いようだし、もしかして女の人???Baubainという文字が。



Le 05 JAN. パン屋さんのフェヴ

これまたいずれも12月中に集まったフェヴ。いずれも夫が買ってきたものである。一昨年、スーパーマーケットで大量生産の箱入りのガレットを買ってき、家族のひんしゅくをかってからというもの、彼もガレットを買うときはお店を選ぶようになったよう。さらに、最近ではどこのガレットが美味しいか興味があるらしく、色んなところで買ってきてくれる。私にとっては嬉しい傾向です。
さて、左から、ノエルの翌日家から一番近いパン屋さんで買ってきたというガレットのフェヴ。ここのパン屋さんのとりえは家から一番近い、ということでしょうか。夫いわく、このパン屋さんしかガレットが置いていなかった、ということ。フェヴは漫画アステリックスに出てくるキャラクター。息子に聞くと「魔法の薬を作る人」らしいです。
真ん中は、7区はメトロVANEAU近くのパン屋さんのものらしい。以前たまたま車で通りがかって買ったこの店のクロワッサンが美味しかったのでガレットも期待できる?とまたまた通りがかりに購入。フェヴは非常にオーソドックス。ガレットは、クロワッサンが美味しいだけあって、生地がさっくりgood!今は店じまいしてしまったお菓子屋さんペルティエの並びのパン屋さんです。ガレットを買うとシードル一本付いてきます。
右は、サンジェルマン・デ・プレはマビヨン通りにある人気のパン屋さんとのこと。パンも美味しいらしいのですが、ガレットは、生地は軽くアーモンドのパットは少し甘めでこくがあり、とっても私好みのガレットでした。こちらもシードルのプレゼントつき。フェヴは宝箱?



Le 04 JAN. ポール

こちらも12月に食べたガレット。チェーン店はガレットが出るのが早いということを発見。PAUL(ポール)もチェーン店である。フランスに240店以上あり、しかもさらに店舗を増やしているらしい。以前テレビにこのポールのオーナーが出ていたのだが、司会の「儲かって笑いが止まらないんじゃあないですか?」みたいなちょっと意地悪な質問に「いやあ、私は自家用機も持ってないし、ヨットも持ってない。質素なもんですよ。」と答えていた。けど自家用機やヨットの話が出ること自体すごくないか?と思ったのは私だけではないはず。
そのポールが家の近所にも去年出店。今年のフェヴはガレットの切れ端でしょうか?裏には2004のプリントが。これは嬉しい。
PAULのHPはこちら。
http://www.paul.fr/index.htm



Le 03 JAN. 初フェヴ

一月といえば。
思いつくものは人それぞれですが、私の場合はまず「ガレット・デ・ロワ」。詳しくは去年の一月の雑記帳をご覧下さい。→Jounal0103
ということで、今年も恒例のフェブ・コレクションの幕開けです。
実はこのガレットは12月18日、なんとまだノエルの前に友人宅で食べたものである。普通ガレットというと、ノエルのお菓子ビュシュ・ド・ノエルと入れ替わりに店頭に並ぶものだが、「ラ・ブリオッシュ・ドレ」というパリに何軒もあるパン屋さん(兼軽食スタンド)のチェーン店ではすでにこの頃から売り出していた。さて、ここんちのフェヴは、フランスの地域の名前がついたお店型(?)。写真では良くわからないが、ILE DE FRANCE(イル・ド・フランス)と書いてある。小さくブリオッシュ・ドレのマークも入っている。色んな地域のお店を集めましょうと言うことかしら?
ちなみにこのフェヴ、当てたのは私ではなく友人でした。一応今年初のガレットということで、カメラにパチリ。だから私のコレクションではないんですけどね。

というわけで、今月はフェヴ特集。

 
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